【VSCode】ローカル環境で開発しているサービスをVSCodeの「Local Port Forwarding」機能で他人に共有する方法

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ngrokのようなサービスを使用せず、VSCodeの「Local Port Forwarding」機能を使ってローカル環境で開発中のサービスを他人と共有する方法について学びました。

デザイナーさんとコーディングやアニメーションの確認するときなどに便利そうです。

目次

機能を利用するため必要なこと

事前に必要なことは以下です↓

  • ローカルサーバー立ち上げのための拡張機能「Live Server」
  • GitHubアカウント
  • VSCodeのバージョンが1.82以上

手順を解説

ローカルサーバーを立ち上げる

VScodeの拡張機能「Live Server」を使ってローカルサーバーを立ち上げます。

VSCodeの右下のステータスバーにある「Go Live」ボタンを押すと立ち上がります。

画像で確認(赤丸で囲っているところ)↓

Next.jsやAstroでサーバーをを立ち上げてもOKです

ローカルアドレスの発行

ローカルサーバーを立ち上げると、「Go live」ボタンの部分が「Port: 5500」のようにポート番号が表示されます↓

ポート番号を確認したら、VSCode左下のアイコンをクリックしてポートパネルを立ち上げます(cmd + JでもOK)↓

ポートパネルが表示されたら、「Forward a Port」ボタンをクリックして、先ほど確認したポート番号を入力します。

すると、ポート転送システムが起動して外部からアクセス可能なローカルアドレスが発行されます。

動画で確認↓

初回利用時は、GitHubアカウントと連携が求められます。また、ローカルアドレスが発行されるまで少し時間が必要です。

発行されたアドレスにアクセス

発行されたローカルアドレスを他人と共有してアクセスできます。

デフォルトでは表示範囲が「Private」になっています。

この状態で、アドレスにアクセスするとGitHubアカウントへのログインを求められます。つまり、GitHubにログインしているユーザのみアクセスできるという事です。

逆に言うと、GitHubにログインしていて発行されたアドレスを知っている場合、誰でもアクセスできてしまいます。特定のユーザーのみアクセスできるようにする機能はありません。外部からアクセスされては困る情報の取り扱いには注意が必要です。ただ、発行されるアドレスは簡単に特定出来るものではないので、短時間に共有する分には問題ないと思います。

表示範囲を「Public」に変更することもできます。ポートパネルの表示範囲部分を右クリックして、「ポートの表示範囲 > Public」で変更できます↓

また、ローカルアドレスにアクセスするときに、MicroSoftから接続を続行するかの確認モーダルが表示されます↓

続行ボタンを押すと共有完了です!

参考サイト

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